健康診断
健康診断のススメ
犬・猫は私達人間が1歳年をとるごとに約4歳年をとるといわれています。
ただし犬、猫の場合は成長が早く、1歳で大人(20歳)になってしまいますから、2歳の猫で約24歳、3歳で28歳相当です。
我々より急速に年を取っていきますので、健康診断を仮に毎年行ったとしましても、人間では4年に1度行った計算になります。
上記のように私達よりも早く年を取る犬・猫のために
健康診断をおすすめします。
健康診断をするメリット
人間のように、ペットの世界でも高齢化社会が進んでいます。
人も成人病(糖尿病、心臓病、腎臓病、腫瘍疾患)があるように、犬や猫にも成人病があります。
上記のように私達よりも早く年を取る犬・猫のために健康診断をおすすめします。
当院では、血液検査(生化学検査、血球測定)、レントゲン検査、超音波診断検査、心電図検査が可能です。
基本的には半日おあずかりして上記の検査を全て行うことをお勧めしますが、お時間のあまり取れない飼い主さんには、 血液検査、レントゲン検査のみですと、採血、撮影が10~15分程で終わりますので、結果を後ほどお電話で連絡することができ、一度の短時間のご来院で検査できます。
早期発見・早期治療を原則としていますので、人と同じで今まで一度も病気をしたことがない!という様な犬・猫ほど症状が重くなってから来院されるケースが多いですのでオススメいたします。
健康診断
項目 | |
---|---|
診察料(初診) | ¥1,100 |
診察料(再診) | ¥550 |
血液検査(採血料) | ¥550 |
血液検査(一般スクリーニング) | ¥7,700 |
超音波検査 | ¥3,300 |
※表記価格はすべて税込み価格となります。
去勢避妊手術
去勢避妊手術のメリットについて
ご家庭の犬ちゃん・猫ちゃんの負担を考えると手術を受けるのを悩む飼い主様も多いのではないでしょうか?
しかし手術を行うことで、予定していない避妊の回避、攻撃行動が少なくなる、手術を行うことで一定の病気の発生率が下がるなどのメリットが挙げられます。
病気になってからではなく、健康な時に手術をすることで予防にもつながりますのでぜひご家族でご検討ください。
手術の流れ
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STEP 01
手術のご予約
前日までに出来れば一度来院されて健康状態の確認をオススメいたします。
お電話にてお問い合わせ
06-6934-2500
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STEP 02
手術当日
術前処置(鎮静剤投与、血管留置針の設置等)がありますので午前11時までにご来院ください。
当日のお昼の休診時間内に手術を行います
-
STEP 03
退院
麻酔の覚醒、一般状態、術部の状態(出血、腫脹等)が良好であれば退院です。
基本的に日帰りですが、ワンちゃんの避妊手術のみ1泊していただいています。 -
STEP 04
抜糸
抜糸は基本的に2週間後です。
抜糸の際は予約は必要ありませんので、診察時間内に直接いらしてください。
-
01.手術前日まで
避妊、去勢手術は予約制です。
前日までに出来れば一度来院されて健康状態の確認をしてあげた方がよいと思われます。
不可能な場合はお電話のみで予約は可能です。
手術は基本的には代謝機能がおおよそ完成する生後6ヶ月以降が推奨されますが、発育状態が良く、発情行動が早めにみられる場合はそれ以前に手術が可能な場合がありますので(最近のワンちゃんネコちゃんは発育がいい子が多いようです)ご相談下さい。術前検査は、病歴(既往歴、歯の生え変わり時になかなか血が止まらなかった、生理出血が止まりにくい等)、一般身体検査(視診、触診、聴診等)に加えて血液検査(生化学検査、血球検査)をおすすめしています。
特に2歳を過ぎますと腎機能、肝機能が弱ってくる子が時々いますので特に血液検査を推奨します。 -
02.手術当日まで
当日は絶食(前日の夜は可)でお願いします。
飲水はかまいません。術前処置(鎮静剤投与、血管留置針の設置等)がありますので午前11時までにご来院ください。
当日のお昼の休診時間内に手術を行います
(AM12:30~PM4:00)手術後に抗生剤、鎮痛剤の投与を行います。 -
03.退院まで
麻酔の覚醒、一般状態、術部の状態(出血、腫脹等)が良好であれば退院です。
ネコちゃんの去勢、避妊手術とワンちゃんの去勢手術は基本的に日帰りです。ワンちゃんの避妊手術のみ1泊していただいています。退院時に化膿防止のために抗生剤と消毒薬をお出しします。
退院当日は本人も知らない場所でストレスのかかる処置をされていますので疲れていると思います。なるべく安静にしてあげて下さい。時々帰宅して2-3日元気がなかったり、食欲が落ちたりする子がいます。不安なことがありましたらどんなことでもご連絡ください。
あと術部を舐めて腫れてきたり、糸を引っ張って抜いてしまう子もいますが、その場合は術部に口が届かないようにエリザベスカラーを着けますので、よく術部を舐めているようであればご連絡ください。 -
04.抜糸まで
抜糸は基本的に2週間後です。年齢の若い子などはもっと早くに傷口が塞がるのですが念のために、ということで2週間後にさせていただいています。抜糸の際は予約は必要ありませんので、診察時間内に直接いらしてください。
手術の料金表
体重20kg以下のわんちゃん | 体重20kg以上のわんちゃん | ねこちゃん | |
去勢手術 | ¥22,000 | ¥30,800 | ¥16,500 |
避妊手術 | ¥27,500 | ¥36,300 | ¥22,000 |
※表記価格はすべて税込み価格となります。
ペットホテル
ご家族のペット達を心をこめて、
大事にお預かりいたします。
冷暖房完備、完全個室制
外が苦手で散歩不可の場合は、院内で長いリードを付け自由に、
ホテル中のトリミングも可能です。(詳しくは予約状況によりますのでお電話にてお問い合わせくださいませ。)
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冷房完備
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お散歩
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トリミング
ペットホテル御利用の際の注意点
- ・ペットホテルは基本的に当院を受診されている患者様にご利用頂いております。
- ・一年以内に当院で混合ワクチン、犬の場合は狂犬病を接種されている事。
- ・予約制となっておりますので事前にお電話にて予約をお願いします。
- ・お預かり中にノミ、ダニ等の外部寄生虫や疾患等がありましたら治療させていただく場合がございます。ご了承ください。
ペットホテル料金表
コース名 | 価格 |
---|---|
ねこちゃん | ¥4,400 |
体重7kg以下のワンちゃん | ¥4,400 |
体重7kg~20kgのワンちゃん | ¥4,950 |
体重20kg~30kgのワンちゃん | ¥5,500 |
※表記価格はすべて税込み価格となります。
※料金の計算は日数ではなく、泊数です。
【例】猫ちゃんをお預かりして2泊3日でしたら、¥4,400×2で¥8,800となります。
半日預かり料金は1泊料金の¥1,000引きです。
トリミング
トリミング御利用の際の注意点
当院では飼い主さんと動物たちが、清潔で快適に暮らしていけるためにトリミング業務を行っております。
予約制となっておりますので事前にお電話にて予約をお願いします。
※猫ちゃんのトリミングは行っておりません、ご了承ください。
トリミング料金表
犬種 | クイックコース | シャンプーコース | シャンプー カットコース |
---|---|---|---|
スムースチワワ | ¥1,650~ | ¥2,750~ | – |
チワワ(ロング) ダックス(スムース) ジャックラッセル Mピンシャー |
¥2,200~ | ¥3,850~ | ¥4,950~ |
ダックス(ロング) パピヨン ヨーキー フレンチブルドック パグ |
¥2,750~ | ¥4,400~ | ¥5,500~ |
ポメラニアン | ¥3,300~ | ¥4,950~ | ¥6,050~ |
シーズー マルチーズ ペキニーズ |
¥3,850~ | ¥5,500~ | ¥6,600~ |
プードル キャバリア Mシュナウザー |
¥4,950~ | ¥6,600~ | ¥7,700~ |
ピジョンフリーゼ | ¥6,050~ | ¥7,700~ | ¥8,800~ |
柴犬 コーギー |
– | ¥6,050~ | ¥8,250~ |
Aコッカー シェルティー |
– | ¥7,150~ | ¥8,800~ |
※表記価格はすべて税込み価格となります。
上記以外の犬種もご相談ください。
足裏バリカン、ヒゲカット、肛門腺しぼり、爪切り、耳掃除はシャンプーコースに含まれています。
薬浴シャンプー使用時はトリミング代+¥330いただきます。
1ヶ月以内に次回のご予約をしていただくと、次回10%OFF。
同じ日にトリミングしていただくと、3頭目から10%OFF(割引の併用は出来ません)
ハサミ仕上げの場合は¥1,100upになります。
もつれがある場合や2人係になる場合は¥550~
コースについて
コース名 | コース内容 | 価格 |
---|---|---|
ベーシックコース1 | ・爪切り ・耳掃除 ・肛門腺しぼり ・足裏と肛門バリカン |
¥1,650 |
ベーシックコース2 | ・爪切り ・耳掃除 ・肛門腺しぼり ・足裏と肛門バリカン ・顔回り等の部分カット(1ヶ所) |
¥2,200 |
※表記価格はすべて税込み価格となります。
こんなときは?
初めて動物を飼われる方へ
猫を拾ったけどまず何からしたらいいのかわからない。
初めて小さい家族が増えたけどこんなときどうするの?など飼い主さんに寄り添いサポートいたします。
飼い方指導や健康診断も常に行ってますので、いつでもお気軽に相談ください。
- 初めて飼われる方へ
- 環境の変化に慣れるのに時間がかかりますので、1週間くらいは体調を崩しやすい時期です。
下痢をしたり、風邪のような症状がでたりと、調子が悪くなりがちですのでなるべく外出は避けてあげて下さい。 - ワクチンの接種回数
- 基本的にはワクチン接種は初回が生後2ヶ月目で追加接種が3ヶ月目の計2回行うのが良いです。
ただし初回接種が生後2ヶ月未満で行った場合は、初回接種の日より1ヶ月後に2回目、さらにもう1ヶ月後に3回目を接種する必要があります。
これには理由がありまして、移行抗体といってわかりやすくいいますと、子犬、子猫が産まれたときに母親から免疫をもらっています。それが大体生後2ヶ月まで持続しますのでそれまでに初回接種を行うと、その移行抗体がワクチンの作用をジャマしてしまい、うまくワクチンが効かないことがあります。それで、3回の接種が必要となります。 - 早期発見・早期治療が原則
- 当院では、血液検査(生化学検査、血球測定)、レントゲン検査、超音波診断検査、心電図検査が可能です。
不安なことやわからないことがありましたら、ご相談ください。
犬について
- 体をかゆがる、毛が抜けています。
- 原因が明らかにノミやダニなどの外部寄生虫が疑われる場合は、病院で扱っている駆虫薬(スポットやスプレータイプのもの)を使用してみて下さい。あと、シャンプーをした後にかゆがりだした場合はシャンプーがその子にあっていない場合がありますので、病院にある刺激の少ない薬用シャンプーが数種類ありますのでご相談下さい。その他の原因としては、アレルギー疾患や細菌、真菌疾患等がありますので、一度病院に行かれて適切な検査、治療をおすすめします。
- 耳が汚れていて臭う、耳垢が出ています。
- 通常ワンちゃんの健康な耳は耳垢はほとんど出ないもので、臭いもほとんどしないものです。外耳炎を起している可能性があると思われます。通常の耳のお手入れであれば市販のイアークリーナーで洗浄してあげれば良い場合が多いですが、前述のような症状が有る場合は病院で診てもらったほうがよいと思います。
- 嘔吐、または下痢をしています。
- 嘔吐や下痢は一般的には消化器(食道、胃、腸など)の病気の症状として現れる事が多いのですが、他の病気(神経性、内分泌性、腫瘍性疾患など)の一症状として現れることもあります。元気や食欲(吐いてもすぐ食べる)がある場合は1日様子をみて大丈夫な事がありますが、そうでない場合は要注意です。できるだけ早いうちに病院で診てもらいましょう。
- ノドに何かつまったように咳をする、または吐きます。
- ワンちゃんの咳は、人間の咳とは違いケホケホというような咳は少なく、ウエー、ケッケという嘔吐のような症状にみえますので、飼い主さんには咳ではなく嘔吐と認識される場合が多いのが特徴です。そのような場合は、気管や肺などの呼吸器の病気(気管虚脱、気管支炎、肺炎など)、または心臓の病気(フィラリア症、心肥大など)が疑われますので、病院で診てもらったよいと思います。なお、ワンちゃんが咳をするのは夏場よりも空気の冷える秋から冬にかけてが多いです。
- てんかんと診断されました。今後どのように対処をしていくのがよいでしょうか?
- Q.生後6か月のミニチュアダックスを飼っています。家に迎えたときは問題なかったのですが、2か月たったころに初めて発作を起こしました。2件の病院で診てもらった結果、てんかんと診断されました。今は薬を服用していますが、なかなか症状がよくなりません。薬を飲んでいても週に2、3度は発作を起こすし、毎日動く途中で「ヒクヒク」とひきつっています。予防接種もまだ終わってないため、ほかの病気や薬の副作用なども心配です。薬のせいか一日の大半は寝ている状態です。辛そうにしているので、かわいそうでなりません。今後どのような対処をしていけばよろしいでしょうか?
- けいれんが起こる原因は、脳腫瘍(しゅよう)や水頭症などの脳の異常、神経、筋肉の伝達系の異常、心臓疾患、てんかんなどさまざまあります。まずは検査をして探っていきましょう。検査としては、血液検査、レントゲン検査、心電図、CT、MRIなど、できる限りを行います。これらの検査で、何も異常がなかった場合、けいれんの原因をてんかん発作と診断します。もし、検査がまだでしたら、けいれんを起こしているほかの原因が潜んでいる可能性があります。
猫について
- 飼いねこが便秘で困っています。人間用の便秘薬を与えてもよいでしょうか?
- 副作用が起こる可能性があり大変危険です。獣医師の処方なしでは人用のお薬は与えないでください。
- 猫が毛玉をよく吐きますがどうしたらよいでしょうか?
- 猫ちゃんは毛づくろいをしている時によく毛も一緒に飲み込んでしまい、胃の中で毛玉を作ってしまう事があります。
これは吐き戻してしまえば問題は少ないのですが、小腸に流れていった場合に腸の中で詰まってしまう事が時々あります。
これは毛の短い猫ちゃんには少ないのですが、毛の長い子は毛玉を溶かしたり、腸の中を通過しやすくするお薬やフードを与える事をおすすめします。 - 猫が何度もトイレに入り、長い間出てこない。尿に血が混じる。
- 猫ちゃんが何度もトイレに入っている場合は要注意です。ちゃんと尿が出ているかチェックしてあげて下さい。
出ていても少ししか出ていない場合は膀胱炎が疑われます。
そしてそれが進行していくと尿閉塞が起こり、完全に尿が出なくなってしまいます。そうなるとすぐに緊急処置をしないと命の危険があります。できればそうなる前に常にトイレをチェックし、おかしなことがあればすぐに病院で診てもらうのが良いでしょう。尿に血が混じる場合も同様です。猫ちゃんの膀胱炎は、春~夏よりも秋~冬にかけて、水の飲む量が減ってきますので起こりやすいようです。 - かみ癖が直りません。どうしつけたらよいですか?
- 「かもうとすると嫌なことが起こる」と覚えさせましょう。ねこちゃんがかむ原因はさまざまですが、縄張り意識が強い場合やねこちゃんの本能(捕食性)、恐怖や痛みを回避するためなどがあります。
ねこちゃんにかまれそうになったときは、オモチャなどを使って注意をそらしてみてください。また、素早い動きをしていると、獲物と思って飛び掛かることがありますので、興奮しているときはゆっくりと動くようにしてください。 - 新しく子猫を保護した、またはもらった場合はまずどうするのがよいでしょうか?
- 子猫を保護された場合は、なるべく早めに病院に連れていって健康状態のチェックをしてもらったほうが良いと思われます。
子猫の場合、ノミや耳ダニがいたり目ヤニ(結膜炎)が多かったり、あとお腹に寄生虫(猫回虫、瓜実条虫等)がいたりすることが多いです。あと、外見からはわからないですが生まれつきウイルス感染していることがたまにあります。
猫白血病と猫エイズがそれです、これらは保護した当初は何も症状がないことが多いですが、成長して大人になってくると色々と症状が出てくる事があります。
そして、もし元から猫ちゃんを飼われていた場合はその子にも感染する可能性があります。ただこれらは簡単な血液検査で感染しているかどうかわかりますので、猫ちゃんを保護した際はしておくことがオススメです。